昨日から書いているギターのフレットのすり合わせの話、ロクにリペアも出来ない素人がフレットのすり合わせに挑戦する話です。
さて、フレットのすり合わせとは簡単に言えばフレットの凹みをなくせば良いのですが、フレットの凹みを無くすには凹んでない部分を削って凹んだ部分に高さを合わせるという作業が必要となります。ということはフレット全体を削るということです。言うのは簡単ですが均等に削るとなると結構怖い。失敗すると今以上に音がビビって逆効果になります。
ということで念入りにネットで下調べ。きっと同じことをしようとしている人がいるに違いないと思って調べるとゾロゾロでてきました。しかしみなさん若干やり方が違う。一体誰を参考にしたら良いのか迷います。
そんなときはやはり一番丁寧に誰でも出来そうに書いてある人の意見を参考にします。
これをみてお金が勿体無いからフレットのすり合わせをしようと思っている人は残念なお知らせがあります。今回は僕も失敗したくなかったので妥協をせずに道具を集めました。結果道具代だけで9000円弱!!・・・・これならフレットのすり合わせに出したほうが良いかもしれません。
揃えた道具ですがこんな感じ。
 
 
左から説明していきます。
・アルミの三角定規
 これで隣り合ったフレットと差がないかを確認します。フレットの幅は段々と狭くなるのですが、これなら広い幅から狭い幅までカバーできます。
 ・アルミ定規
 これはフレットのそりを見るためのもの
 ・大きなドライバー
 これは唯一家にあったもの。トランスロッドの調整時に必要。
 ・六角レンチ
 これは百均で買ったもの弦高の調整で必要だけど、通常はギター買ったときに付いてきたりする。結構みんな知らず知らずのうちに持ってたりします。
 ・マスキングテープ
 これがないとフレットのすり合わせは出来ません。
 ・コンパウンド
 研磨剤フレットの最終仕上げに使います。
 ・コンパウンド用スポンジ
 コンパウンドを使用するときにこれにつけてこすります。
 ・フレット磨きプレート
 コンパウンドで磨くときにこれがあると安心してゴシゴシ磨けます。
 ・フレットレベラー
 フレットを均一に削る際にとても重宝します。これがあることであるフレットだけを磨きすぎたりというありがちな事故を最小限にすることができます。
 ・フレットファイル
 フレットの山を丸く整えるためのものです。これもないと必要以上に削りすぎてしまう可能性大!
 ・紙やすり
 フレットレベラーで削った後、紙やすりの粗さを変え、やすりをかけることで徐々に滑らかにしていきます。
さてこれが用意できたらいよいよすり合わせ開始です。
続きは明日。
 
 
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